そらとことりと森のうた

森で暮らそう。全ての束縛から解放されて。今だけを生きよう。

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本当の自由、本当の心地よさとは何か。それを追求したら、一番大切なものは食と性にありました。そこに気付くと、みんなが思い悩んで患っていることなど、まるでお伽話のよう。
もっと自由になろう。
もっと心地よく生きよう。

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Posted by ヨーコ on

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毒を食べても百歳以上生きられる

Posted by ヨーコ on   0 comments

皆さまはじめまして、ダーリンです。

世の中なるようにしかならないと達観してまして、
金儲けにならないことからは隠居して
楽に金儲けできる手段でも考えているんですけど、
あんまりひどい捏造記事を発見したものですから、
ちょっと書いてみたくなりました。

ダイヤモンド社のオンライン記事にこんなのがあります。

日本には1万人の元気な100歳がいる
http://diamond.jp/articles/-/54518

「新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く」とありますが、
あんまり読み解いてないですね。
私が本当に読み解いてみせてあげましょう。

疑問に思ったのは、4ページ目のこの部分です。

元気な一〇〇歳は一日三食を欠かさず、その多くが肉、魚、乳製品をバランスよく毎日摂取しているのだそうだ。
「朝食はマーガリンを塗った食パンにハムやバナナ、晩ご飯には好物のトンカツやすき焼きを食べますし、桜エビのかき揚げが出ると嬉しい。同居する娘夫婦と同じ献立ですね。牛乳も毎日飲みますよ」
こう応えたのは、一〇三歳のおじいちゃんだ。一〇一歳のおばあちゃんは、フランス料理のフルコースを楽しんでいると言っている。
「魚だけでなく肉、卵、牛乳といった動物性タンパク質を豊富に摂っている点がポイントです。特に、牛肉や豚肉に含まれるトリプトファンやブドウ糖は、セロトニンを生成します。この物質が分泌されるとウィルスや菌に対する免疫力が高まる。同じ効果をもたらすアナンダマイトも、肉類に含まれるアラキドン酸が基になっています」(浜松医科大・高田明和名誉教授)
要は、バランスのいい食事は免疫力を高めるということだ。そして、高田名誉教授はこうも言う。
「実は、健康的だと思われている菜食主義者は長生きしません」
だそうです。



週刊新潮の2014年6月5日号が元ネタだそうです。
週刊新潮がどんな記事を書いているのか、
図書館で調べるのも面倒なんですが、
見出しだけならネットを検索するとありました。

sincho.jpg

◆1年に3万人が百寿者になる時代
元気な「100歳」1万人のビッグデータ分析
▽食卓に必ず「肉と卵と牛乳」◎
▽睡眠時間は9時間以上◎
▽体型やせ型○
▽糖尿病×
▽長生きスポーツは「ゴルフ」×
▽「登山」×
▽「水泳」○
▽酒とギャンブルと老いらくの恋○
▽百寿者の職歴「農業林業」×
▽会社員○
▽教員◎
▽高学歴○
▽ホワイトカラー○


大部分の人は見出ししか読みませんからね。
電車の吊り広告とかで。
この見出しから伝わるメッセージというのは、
健康長寿には「肉と卵と牛乳」ということですよね。

この週刊新潮の記事は、こういう論理構成になっているようです。
・厚生労働省の2013年9月時点の調査では日本のセンテナリアン(百歳以上の人)は5万4千人。この内、生活に介助を要しない元気な人の割合は20%である。
・「健康・体力づくり事業財団」が1999年に約2千人のセンテナリアンを調査したところ、その多くは、1日3食を欠かさず、肉類や魚介類、乳製品をほぼ毎日食べている。
・したがって、健康長寿には、動物性の食品が必要であり、菜食主義では長生きできない。

さて、どう思いますかね? これ。
なんか怪しい臭いしませんかね。

どうして15年前の調査データを今頃引っ張り出してきたんですかね。
厚生労働省の数字は去年のものだけど、食事内容とかの調査は15年前のものなんですよ。
その15年前の「健康・体力づくり事業財団」の調査対象は約2千人です。
それなのに、
去年のセンテナリアン5万人×20%=1万人という計算なんでしょうけど、
「1万人のビッグデータ分析」という見出しにしてよいものでしょうか。

あんまり怪しいんで、「健康・体力づくり事業財団」のホームページを見たら、
この調査報告のPDFがありました。
http://www.health-net.or.jp/tyousa/houkoku/pdf/h13_hyakujyusya.pdf
概要は、こちらのページで読むことができます。
http://www.health-net.or.jp/tyousa/houkoku/h12_hyakujyusya/index.html

この目次から、
「百寿者の食生活について」のリンクをクリックすると、
一番好きな食べ物のランキングがあります。
1位は果物ですよね。
肉や乳製品は5位以内に入ってませんよ。

さらに「食品群別摂取頻度」のグラフがあります。
肉については、ほとんど毎日食べるが男22.6%、女27.2%しかいません。
ほとんど食べない人は、男16.1%、女22.2%もいます。
牛乳・乳製品については、ほとんど毎日食べるが男67.8%、女65.2%いますが、
ほとんど食べない人も男13%、女15.4%います。
卵については、ほとんど毎日食べるが男50.2%、女43.3%いますが、
ほとんど食べない人も男5.3%、女5.9%います。

いっぽう、果実については、ほとんど毎日食べるが男60.3%、女64.7%もいます。
ほとんど食べない人は、男2.7%、女3.2%しかいません。
野菜については、ほとんど毎日食べるが男88.4%、女89.9%もいます。
ほとんど食べない人は、男1.5%、女3.3%しかいません。


これでどうして
▽食卓に必ず「肉と卵と牛乳」◎
という見出しになるんでしょうか。

こうやって元のデータを調べる人はいないだろうと、
読者をバカにしているんですね。
読者は毎日仕事に家事に忙しいですからね。

これは私の想像にすぎませんけど、
子どもが減って、学校の給食数も減ってますよね。
酪農業界も大変なんだろうと思うんです。
それで中学校にも給食を完全普及させて牛乳を飲ませようとか
頑張っているんでしょうけど、
やっぱりこの世の中は情報戦ですからね。
たとえば広告代理店に依頼して「動物性食品は健康に良い」と人々が思い込むように誘導したいと思うかもしれませんよね。
日本に肉を売ろうとしている海外のアグリビジネスからも依頼があるかもしれませんね。
そうした依頼を受けた広告代理店は、テレビ番組にそうした情報を入れ込ませるとか、
週刊新潮のような雑誌に記事の執筆を依頼するのではないでしょうか。
その場合、真実かどうかは関係ありませんからね。
先に結論が出ているわけです。
「健康長寿には動物性食品」でないと困るんですよ。
その結論に合わせて、都合のよいようにデータを選択して、
データがなければ捏造して、なんとなく体裁を整えるんでしょうね。
それでもっともらしい記事になります。
新潮社といえば、もう少しまともな出版社かと思ってましたけど、
最近は出版業界も厳しいですから、
背に腹は代えられないのかと、お察しします。

それにしても、
(1) 最新のセンテナリアンの人数に
(2) 15年前の調査内容を
(3) 歪曲して適用する、
という荒業です。

暇つぶしとはいえ、こんなものを読んで真に受けてしまう
純朴な人々は哀れですね。

最後に私見を加えますけど、
人間は百歳以上生きて当然です。
たとえ肉や乳製品のような毒物を食べても、
百歳以上生きることも可能です。
それぐらい、人体は頑丈にできているんです。(笑)
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